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生活

【危険!】柔軟剤の匂いで気分が悪くなる人が急増中!匂いを消す方法はこれだ!

赤ちゃんや子どもの服をお下がりで頂くことがあると思います。

はるかぜ
はるかぜ
子どもの服はすぐサイズアウトしてしまうので、お下がりはとってもありがたいんですよね!

ただ…柔軟剤の匂いが気になる!

ということはあると思います。

各家庭で使用している柔軟剤も違うし、そもそも柔軟剤を使っていない家庭もあります

洗濯したら匂いも落ちるかなぁ!と思いきや、これがなかなかシブトイ!

はるかぜ
はるかぜ
なぜ匂いが消えないの!?

最近は無臭よりも”良い香り”が好まれるようで、香りの強くて消えづらい柔軟剤が増えてきているのか、本当に匂いが消えないのです!

確かにいい香りがするかもしれませんが、その香りが強すぎて気分が悪くなってしまう人も増えているのも事実。

それを香りの害、とかいて「香害(こうがい)」と呼びます。

香害 シャボン玉石鹸

大人でも気分が悪くなってしまうのに、そんな強い匂いがする服を子どもに着せるのはちょっと心配…

柔軟剤の匂いで気分が悪くなってしまう原因と、匂いを消す方法を調べてみました

柔軟剤の匂いがきつい!と思っている人は意外と多かった!

柔軟剤の匂いを不快に思っている人は意外と多いです。



危険!柔軟剤の匂いで気分が悪くなってしまう原因は?

匂いがキツイ!ぐらいで終わればいいのですが、中には頭痛や吐き気などの症状が出てしまう方もいらっしゃいます。

気分が悪くなってしまう原因は何でしょうか?

柔軟剤の匂いはなぜ残るのか

柔軟剤の匂いが何故残ってしまうのか、というところから考えてみたいと思います。

日本石鹸洗剤工業会によると柔軟剤とは、

市販されている家庭用の柔軟仕上げ剤の主成分は、陽イオン(カチオン)界面活性剤です。これは生分解性にも優れ、親油性の高い性質をもっており、分子内に二つ長鎖アルキル基をもつ柔軟効果のあるタイプなどが使われています。
 水の中では、繊維の表面はマイナスの電気を帯びています。ちょうどマッチ棒のようなイメージの界面活性剤の分子構造は、陽イオンでは丸いプラスの親水基と軸にあたる親油基からなっています。そのため、カチオン活性剤は繊維のマイナスの電気に引きつけられて、プラスの親水基から繊維の表面に吸着します。
 すると、油になじみやすい親油基が、繊維の外に向いて並びます。これがいわば潤滑油のような働きをするのです。いわば、ごく薄い油の膜で覆うような形になり、それが繊維と繊維が接触する摩擦抵抗を弱め、すべりがよくなり、手触りもやわらかくしてくれます。同時に、繊維にくっついた水になじむ親水基は、繊維上に生じる静電気を外に逃がすという働きもしています。

柔軟剤 メカニズム

簡単に言うと、洗濯物の表面に柔軟剤が纏うような形で付着することによって、手触りが良くなったり、香りが良くなったり、という効果を発揮するということです。

以前は、柔軟剤で洗った直後は香りがしましたが、その洋服を着たり、タオルを使ったりすれば匂いは消えていました。

表面に付着した柔軟剤は、洗濯すれば洗い流すことができていた、ということです。

ですが、最近の柔軟剤はしつこいぐらい残ります。一度洗ったぐらいでは匂いは消えません。

これは最近の柔軟剤に、香りビーズという細かい匂いの玉が配合されていて、この玉を繊維の間に絡めさせるようにすることで、匂いが落ちずらくなっているからです。

このビーズを使った柔軟剤が増えていることが匂いが落ちずらい原因ではないでしょうか。

このビーズが絡まると数回の洗濯では匂いを落とすことはできません。



柔軟剤の匂いで気分が悪くなってしまう原因は?

柔軟剤の成分を見たことはありますか?

香料だけ?と思いきや、実はいろいろな化学物質が使用されています。

エステル系ジアルキルアンモニウム塩(合成界面活性剤)

第四級アンモニウム塩(合成界面活性剤)

塩化カルシウム(粘土調整剤)

ポリオキシエチレンアルキルエーテル(合成界面活性剤)

エチレングリコール(安定化剤)

シリコーン(消泡剤)

 防腐剤

などなど…

これらの化学物質は、アレルギーを誘発する疑いがあったり、過剰に暴露されることで目や皮膚、上気道が刺激され、頭痛やくしゃみ、咳を誘発することがわかっています

はるかぜ
はるかぜ
どれも香害の症状でいわれている症状だ!

恐らくこれらの化学物質に体が反応しているため、不快な症状が現れるのだと考えられます。

これを化学物質過敏症、といったりもします。

柔軟剤は仕上げの段階で入れるものなので、そもそも衣類に柔軟剤の成分が付着した状態になっています。

それを着るということは、柔軟剤の成分を直接肌につけていることと同じになるので、香りの害だけでなく、経皮毒として経皮吸収してしまう可能性も否定できません

アレルギー反応はこういったさまざまな要因が複雑に絡み合って発症しているものと考えられます。




柔軟剤のきつい匂いを消す方法はこれだ!

しぶとい匂いを消す方法はあるのでしょうか?

柔軟剤を落とすためには

  1. お湯酸素系漂白剤を入れ漬け置き、可能であれば煮洗いする
  2. お湯で洗濯する
  3. 風通しがよいところで日光に当てる

というのを数回繰り返すことで、匂いはだいぶ消えてきます。

塩素系漂白剤は繊維を傷めてしまったり、色落ちしてしまったりするので、酸素系漂白剤を使用します。

強アルカリ性で、除菌効果も期待できます。

そして、洗濯にはお湯を使うというのがポイントです。

お風呂をイメージしてみて下さい。体は水で洗うよりもお湯で洗ったほうが皮脂や汚れをよく落とすことができます。

自分の着ていた服にも皮脂や汚れが付いているので、同様にお湯で洗わなければ汚れはキレイに落とすことはできないでしょう。

柔軟剤は香料なので、成分は油になります。食器洗いでも同様に、水よりお湯のほうが油汚れをよく落とせるイメージと同じです。

風通しの良い場所で日光に当てるというのも、除菌効果と、風通しの良い場所に置くことで、匂いを飛ばす効果があります。

ただし、柔軟剤のついた服が化学繊維だった場合、この方法でも匂いを落とすのは大変困難です。なぜなら、化学繊維は水分が浸透しづらく、汚れが付着しやすい性質があるので、油性である香料を完全に落とすのは困難なのです。

化学繊維だった場合は、落とすのを諦めるか、着るのを諦めるか、のどちらかになると思います。




柔軟剤を使わない洗濯方法を試す!

女性
女性
もう柔軟剤は使いたくないけど、洗濯物がごわごわするのは困る…

柔軟剤は香りだけでなく、肌触りを良くしたいという理由で、柔軟剤を使用されている方も多いと思います。

洗濯に石鹸を使用することで、柔軟剤のような洗い上がりにすることができます。

石鹸は油から作られます。

石鹸の化学式は、油脂は1つのグリセリンに3つの脂肪酸が結合した形をしており、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)のような強アルカリと反応させると、加水分解して脂肪酸ナトリウム(石けん)とグリセリンになります。

このグリセリンは潤い成分でもあるので、衣類も柔らかく洗い上げることができるのです。

石鹸は天然の界面活性剤なので、成分を気にすることなく安心して安全に洗濯をすることができます。

まとめ

個人の好みであるので、柔軟剤を使わないで!とは言えませんが、人に不快な思いをさせるような強い香りのする柔軟剤は、使用を控えて行く必要があると感じます。

1人1人が意識していけるようになると、不快な思いや具合が悪くなってしまう人も減るのではないかと思います。