文化

台湾の中秋節はお月見ではなくバーベキューをして過ごすのが定番!その意外な理由とは?

こんにちは。台湾在住10年のはるかぜです。

台湾の3大節日のうちの一つ、「中秋節」がもうすぐやってきます!

日本でも「中秋の名月」、「十五夜」なんて言ったりして、中秋といえばやっぱりお月見をするのかなぁというイメージを思い浮かべます。

台湾でも、もちろんお月見もしているのですが、その過ごし方がなんとバーベキューをしながら、なのです!

しかもお隣さんと一緒に、ではなく、みんながそれぞれの家の軒先で、モクモクモク、となかなかシュールです(笑)

私は初めて見たときは、かなり衝撃をうけました。

なんでまたバーベキューなんだ??不思議じゃないですか??

はるかぜ
はるかぜ
バーベキューは青い空の下でするもんだ!!

今日は、台湾でなぜ中秋節にバーベキューをするようになったのか意外な理由と、台湾的過ごし方をご紹介します。

1.2018年の中秋節はいつ?

9月24日が農曆8/15になります。

ちょうど月曜日なので、22、23、24日で三連休になります。

おまけ

数年前までは祝日は祝日で、土日と被っても振替休日もなく、本当に休日が少なかったのですが、ここ数年、連休になるように意識して月曜日や金曜日を休みにして三連休や四連休になったりします。(その分土曜日が平日扱いになったりもします)

2.台湾ではどうしてBBQが定番になったの?

1967年に台湾の醤油メーカーの一つである「萬家香醬油」が焼肉のタレを販売、 "一家烤肉,萬家香(一家で焼き肉をすれば家庭円満)"のテレビCMが流れたことがきっかけ。

「金蘭醬油」というライバルメーカーも同じような内容の同じような商品を発売し、焼き肉商戦が加熱、加えてカルフールなどのメジャーなスーパーも焼き肉商戦に乗り出し、関連商品を売り出したことから、台湾では中秋節にバーベキューをする!というのが定着していきました。

はるかぜ
はるかぜ
日本のバレンタインとおんなじなのね!

今では、中秋節は烤肉節(焼き肉フェスティバル)とも言われ、中秋節にはなくてはならないイベントになっています。

我が家でも中秋節はやはりバーベキューをします。私は日本ではそもそも中秋節を祝うことなどありませんでした。(そもそも知らなかったし、意識していなかった)

中秋節だからバーベキューの習慣がなかった私ですが、毎年バーベーキューをしているうちに、中秋節にお肉を食べないと変な感じがするようになり、バーベーキューできないときは焼肉屋さんに行ったりすることで中秋節を味わっています。

3.台湾的中秋節の過ごし方:文旦を贈ろう

贈り物大好きな台湾人、事あるごとに贈り物をし合うのですが、中秋節のシーズンは文旦という果物の生産期でもあります。台湾では中秋節の時期に文旦を送る習慣があります。

はるかぜ
はるかぜ
食べたことありますか??

味は意外にも酸味は少なく、淡白な程よい甘みで食べやすいです。

中秋節に文旦を食べるのは、文旦のことを「柚子」(ようず)と言ったりするのですが、「」と「」の音が同じであることから、神様へのお祈りの言葉という意味も込められています。

また、「柚子」と「有子」で、早生貴子(早く子どもを授かりますように)という意味があったりします。

この文旦、食べるだけでなくほかにも用途があります。剥いた皮で帽子にしたりします。

我が家でも文旦を食べたら、その皮で帽子を作ったり、文旦の皮を剥く前に顔を書いたりして遊びます。

子どもと一緒に楽しめるのでおすすめです!

今日は文旦帽子の作り方を紹介します。

文旦帽子の作り方

へたの部分を包丁でまな板に向かって平行に切り落とします

内側の白い部分を川に沿って円形に切り込みを入れていきます

皮の部分が4頭分になるように、まな板に向かって垂直に皮に切り込みをいれていきます

 

切り落とさないように、下1/4は残すように切り込みをいれましょう

皮を剥いて実を取り出します。

逆さまにすると帽子になります!

ぜひやってみて下さいね!

4.台湾的中秋節の過ごし方:やっぱり食べるよね!月餅

贈り物その2、月餅を贈る習慣があります。

月餅は、その名の通り、真ん中に卵の黄身を入れて満月を表しているので、まさに中秋節の贈り物にぴったりのスイーツ。

伝統的な、月餅というものは、真ん中に鹹蛋黃というたまごの黄身を乾燥させたものが入っていたり、甘くない月餅というのもあって、中にあんこと肉が入っていたりします。

私は今でも甘くないタイプの月餅は苦手です。

初めて食べたときはあんこなのでスイーツをイメージして食べたのに、中に肉も入っていてかなりの衝撃を受けました。

正直に言うと美味しくないです。

実際、台湾の若い世代でも、月餅はカロリーも高くて美味しくないので食べる人が減っているそうです。

ですが、その一方で最近では若者受けするオシャレでおいしい月餅が増えてきています。

まず見た目の箱もかわいいので、食べたあとも他の入れ物としても使えそうなぐらいデザイン性がアップしています。

味の方も伝統的な月餅に比べてスイーツっぽくなっているので、お茶菓子として楽しめそうです。

この時期に台湾に来たら、旅行の際のお土産としてもいいかもしれないですね!

おススメはスタバやベーカリーのアレンジ月餅が食べやすいです。

【2018年版】台湾スタバ中秋節限定おしゃれな月餅6種類 もうすぐ中秋節。台湾では中秋節に月餅を送る習慣があります。 ですが、残念なことに特に最近の若い方は、月餅はカロリーも高くあまり美味...

 

5.おすすめ中秋節バーベキューの食べ方

台湾のバーべーキューは実にいろいろなものを焼きます。

お肉のほかに、海鮮やキノコ類、台湾ソーセージ、ぐらいまではまぁ普通かな、と思うのですが、その他に台湾語でテンプラと言っているおでんの具材のような練り物や食パンも焼きます。

私はそんなものまで焼くの?と思いましたが、これが意外とおいしいのです!

食パンは炭火で焼くからなのか、トースターで焼くより外がカリっと中はもちっとなります。

そこに焼き肉のたれをたっぷり塗ったお肉やテンプラを挟んで食べると意外なおいしさに出会えます。

もし中秋節でバーべーキューをすることがあったら是非お試しください!

高カロリーな食べ物が多い中秋節、食べすぎには注意しましょう!