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ヒ素入りBCGのロット番号は?今後予防接種を打たない選択はアリ?

11月2日にBCGワクチンを溶かすための生理食塩液から基準値を超えるヒ素が混入していたことが明らかになりました。

厚生労働省は2日、日本ビーシージー製造(東京)が製造する、BCGワクチンを溶かすための生理食塩液から基準を超えるヒ素が検出され、8月からワクチンとともに出荷を停止していることを明らかにした。

 出荷され、接種されたものもあるが、安全性には問題のないレベルとしている。

 生理食塩液を入れる容器にヒ素が含有されており、熱をかける工程で溶け出たのが原因という。同社は判明後、他の容器に変更して生理食塩液の製造を始めており、11月中旬にも出荷を再開する予定。 

出荷されたものに安全性には問題のないレベルとされていますが、基準値は超えてしまっているんですよね?

はるかぜ
はるかぜ
では一体なんのための基準値??

そして、その情報を3ヶ月も公表しなかった厚生労働省の隠蔽体質が問題となっています。

これでは、安全性に問題はない、と言われても信用できないですね。

ヒ素入りBCGのロット番号は?

厚生労働省は未だヒ素入りBCGのロット番号は公表しておりません

製造していた日本ビーシージー製造株式会社が、該当ロット番号を公表しました。

BCGワクチンロット番号 KH099(2009年4月)~KH278 (2018年11月)

驚いたのは、2009年4月から2018年11月までという、かなり長い期間、間違って混入していたのに、製造元はなぜ気づかなかったんでしょうか、ということ。

品質チェックは行わないんでしょうか?

体に直接入れるワクチンが、こんな杜撰な管理で製造されているなんて信じられません。

確認してみると国立感染症研究所のデータで安全性が確認されているとされていたロット番号も含まれていました。

情報の開示が遅すぎますし、これでは本当に何を信じたらいいのかわからなくなります。

一回の検査で出るロットが約7万本らしいですが、一体どれだけの人にヒ素入りのBCGを接種させてきたのでしょうか。

ヒ素とは

ヒ素、と聞くと1998年に和歌山県で起きたヒ素入りカレー事件を思い出す人も多いかと思います。

あのときも、カレーを食べた人たちが中毒症状を起こして4名の方が亡くなっています。

ヒ素とは、原子番号33の元素で、化学物質ですが

単体ヒ素およびほとんどのヒ素化合物は、人体に対して非常に有害である。特に化合物は毒性の強い物が多い。また、単体ヒ素はかつては無毒もしくは弱毒とされていたが、現在ではかなりの猛毒であることが確認されている。

Wikipediaより

人体に対して非常に有害、なんですね…

その用途も、通常は生物に対する毒性が強いことを利用して、農薬、木材防腐に使用されたりしています。

厚生労働省のいう安全性って?

今回厚生労働省は安全性に問題はないとしていますが、それは急性中毒の症状はない死に至るものではない、という意味での安全性ではないかと思います。

ヒ素は、重金属であり、重金属が体内に蓄積することでさまざまな不調が現れることがわかっています。

そんなものが、人体に直接注入される予防接種のワクチンに混入しているなんて、それがたとえ基準値以内であったとしても、決してあってはならないことなのです。

混入していたのは無機ヒ素、ひじきやコメにも入っているとは言うけれど…

男性
男性
無機ヒ素は、ひじきなどの海藻類にも含まれているし、普段食べるお米にも含まれています。

食べ物にだって入っているんだから、注射にちょっとぐらい入っててもいいよね?ということにはなりませんよね。

食事として体内に入ってくるものと、注射で直接体に入ってくる場合では、毒素が代謝される経路が異なります。

口から入ったものは、肝臓系で毒をを代謝して尿や便で排出する、という経路がありますが、注射で直接入った毒素に関しては解毒できる経路を持っていないため、そのまま体内に蓄積されることがわかっています。

一番の問題は、隠蔽体質

今回混入していたのは、無機ヒ素で、量も0.26ppm、とごく僅かなものでした。

本当に、ごく僅かなものでよかった!

死んでしまう子どもが出なくてよかった!

今回の問題で一番問題なのは、体に影響がある、ない、ということではなく、品質も確認しない、間違いもすぐ正さない、すぐ公表しない、影響ないなら回収しない、という会社や厚生省の対応に問題がある、と強く感じています。

BCGワクチン、今後打たない選択はアリ?

女性
女性
こんな事件があって、今後BCG接種するの不安だわ…

男性
男性
国は隠蔽体質で怖すぎる!正直打ちたくない!

予防接種を打たない選択はありなんでしょうか?

予防接種は義務?

1997年に改定された予防接種法に基づくと、定期接種に課せられていた「義務接種」が「努力義務接種」に改定されています。

「集団接種」という国の規制が緩和され、個人(保護者)が接種の意義とリスクを理解し、同意した上で接種する、という「個別接種」の時代になっています。

法律上、予防接種は強制ではないので、今回のようなリスクがあることに同意できなければ、予防接種は打たない選択はアリ、ということになります。

定期接種と任意接種の違いは?

定期接種とは、国が定めた期間内に接種をすれば、公費で接種することができる(つまり無料又は一部負担)ということで、この期間に絶対打たなければならない、というものではありません。

定期接種の期間が過ぎてしまっても、必要であると判断すれば自費で接種することもできるのです。

本当に必要なものなら、自費でも構わないはずですよね!

 

BCGって何を予防するの?

厚生労働省によると

BCGは結核を予防するワクチンの通称であり、このワクチンを開発したフランスのパスツール研究所の研究者の名前を冠した菌:Bacille Calmette-Guerin(カルメットとゲランの菌)の頭文字をとったものです。

その効果は

乳幼児期にBCGを接種することにより、結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度予防することができると報告されています(Colditz et al, 1995)。また、一度BCGワクチンを接種すれば、その効果は10~15年程度続くと考えられています。

とあります。

 

では日本で結核って流行っているんでしょうか?

厚生労働省によると

結核罹患率(人口10万対)は、平成32年までに10以下を目指しているところ、平成28年の結核罹患率は13.9であり、前年と比べ0.5ポイント減少している。
日本の結核罹患率は近隣アジア諸国に比べ低い水準にあり、米国等他の先進国の水準に年々近づいている。

これって多いんでしょうか?

結核は未だにある病気ですが、流行している、とはいえないのではないかと感じます。

 

そして「日本では小児の患者は少なく、高齢者の発症が大部分を占めます。」とあります。

平成28年の0歳から4歳の結核の罹患率は全体の0.1%です。

子どもはほとんど罹患していないんですね!

それについて厚生労働省の見解は、

日本の結核患者の発生率は米国の4倍程あるにも関わらず、小児に限ると米国の小児の患者の発生率を下回っており、その一因は米国で広く接種されていないBCG接種の効果ではないかと言われています。

アメリカではBCGは任意接種です。

厚生労働省は、日本の小児の結核罹患率がアメリカより低いのは、BCG接種の効果言っていますが、BCGの効果のおかげで日本の小児の結核罹患率が低いのなら、なぜアメリカはBCGの接種を定期接種にしないのでしょうか?

実際に、アメリカでは逆にBCGを打っていると結核菌の保菌者だといわれて、保育園などに入れないケースもあるそうです。留学する際にも、胸部レントゲン写真を追加で求められたり、と面倒なケースになることもあるとか。

ここからは個人の推測ですが、合理主義なアメリカ、結核を予防するBCGを定期接種にするコストより、ごく僅かな患者のための医療費のコストのほうが低いからアメリカは現在BCGは任意の接種なんじゃないかな、と思いました。

もし重篤な病気で医療コストがかかるなら、アメリカなら絶対予防接種で防ごう!という動きになると思います。

また、現在は簡単に死に至る病気ではない、というところも、定期接種の必要がない理由のうちの1つではないかと思います。

 

実際に、日本でも近い将来BCGは定期接種から任意接種に変更しよう

という動きもあります。

とすると、BCGの予防接種に関しては、打たない選択をしてもさほど影響はないのではないか、という予測を立てることができます。

 

こちらの本も参考に!

ヒ素入りBCGで世間の反応は?

特に小さな子どもをもつ保護者から不安の声があがっています。

 

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まとめ

子どもが摂取するワクチンに毒物が混入しているなんて、あってはなならい事件が起こってしまいました。

国や行政は、はっきり言ってもう信用はできません。これからもこういう事故は隠蔽され、直ちに問題はないので、と責任も取ろうとしないでしょう。

予防接種は努力接種義務で、保護者がその予防接種の接種の意義とリスクを理解した上で、同意のもとによって接種されます

今回のような事故も、リスクのうちの1つだったのではないかと思います。

周囲がどうであれ、我が子を守れるのは親だけ、なので全ての予防接種に対しても、これは本当に必要なのか、安全なのかを、個人が一人ひとり考えて行動を取れればよいのかな、と思いました。

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